5月31日に、第2回目のリモート練習会をやりました。
今回のテキストは
絵本「花さき山」です。
リモート練習会はメンバー全員が一度に参加するにではなく、午前の部と夜の部の2回に分かれて、それぞれ7人ほどで開催します。
それぞれの練習時間は2時間で、細かいところまで読み解いていきます。
先生は2回とも参加なのでご苦労をおかけしますが、とても充実した練習会です。
今回は、まず吉田智子さんのCDを聴いて、プロの朗読から感じたことを意見交換しました。
花さき山は、昨年が出版されて50周年だったことを踏まえて、作者の斎藤隆介と滝平二郎、出版当時の逸話などを勉強しました。
この絵本で特徴的なのは、「黒い絵本」というところですが、各ページでも黒い背景と白い背景の意味するところなども勉強しました。
物語の中で主に語っているのは「山ンば」ですが、「あや」の表情の変化や気持ちの有り様を「間を取ること」で表現する難しさなどを勉強しました。
山男が村を守るために八郎潟に沈んだことは良いことなのかどうなのか?
山火事を防ぐために大男が山にかぶさって火を消したことは良いことなのかどうなのか?
山ンばの話を村人は誰一人信じなかったことも含めて、いろんな読み解きを意見交換しました。
大阪府はまだ緊急事態宣言が出ています。
次回定例会は【6月28日】で、宣言が解除されて公民館なども使える様になっている可能性があります。
ワクチン接種も進んできていますが、全員が集まれるか…?
活動はもうしばらくの間、手探り状態が続きそうです。